腕振りについて
為末大学【腕振りの方法】
腕振りについて為末さんが動画をアップしていたので、是非一度見てみてください。
ここでは腕振りの役割を2つ挙げています。
- 地面に圧をかける(より強い反発を受けるため)
- 骨盤の揺らぎの制御(バランスを取る)
続いて、腕振りの仕方についてスタート時とスピードに乗ってからで説明しています。
- まずスタート時は接地時間が長いので、腕も大きな軌道で振る(上下・前後)
- そしてスピードが上がってからは、接地時間が短いので、縦にコンパクトな腕振りになる(上下)
大きなポイントとしては
- 横振りだけでは地面に圧がかけられず、バランスを取る役割だけになってしまう
- 地面に圧をかけられるように縦に(前後、上下)に振る
- 腕と一緒にカラダがぶれないように振る
これを踏まえてかけっこ教室のみんなの走りを見ると、
振りが上下には振れていても、前後に振れていない子が多いように感じました。
下方向に圧はかけれていても、前後への腕振りによるスイングを使った推進力が得られていなかったり、
カラダの前でスイングされることで姿勢が崩れ、地面からの反発をきちんと受けられないていないように思います。
姿勢の意識ができていても、腕が重心の前でスイングされていては、
スイングによる下への圧に体が耐えられずにつぶれがちになりますので
どうしても重心が低い姿勢になってしまうため、最高速度が伸びません。
次回以降の練習では、腕振りについても上乗せしていきたいと思います。
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